「eco」 だけど、そのハンドドライヤー大丈夫ですか?

 

国内外でも研究、調査結果と発表されている、「ハンドドライヤー」、
個人的に「きれい、清潔感」のある商業施設、公共のトイレではハンドドライヤーを使い、

「汚い、ジメっとした」トイレでは、「なにか不潔」そうなので、ハンカチで手を拭いています。

※ハンドペーパーがあれば、そちらを優先して使ってますけど。

そこで、今回は、「ハンドドライヤー」と「ハンドペーパー」のお話です。

 

まずは、「エコ」の視点から

近年、「エコ(eco)」の意味は2つと解釈されています。

本来は、エコロジー(ecology)、「生態学」の略語で、生物、環境など相互作用を研究する学問。

そして、エコノミー(economy)のエコとも言われており、経済のことを指します。

環境経済両方が重視されているという事です。

では、ハンドドライヤーとペーパータオル、どちらがエコだと思いますか?

某大学の研究結果では、
・手を乾かす為に使用する電力
・ペーパータオル(資源・製造・廃棄)の消費コスト

…ということでの比較でしたが、軍配はハンドドライヤーの方がエコとの事です。

ハンドペーパーを使用するランニングコストより、電力の方が安い(エコ)というのは納得です。

電気代 < ハンドペーパー費用

これが、ハンドドライヤーの「材料、製造、使用、廃棄」でも、長期的にはハンドドライヤーだそうです。

 

■衛星面の視点から

以前から論じられてきましたが、細菌は湿気、水周りでは繁殖しやすく、特に水受トレーが一番、細菌が増えやすいです。

そこで、「せっかく洗った手」をハンドドライヤーで乾かすと細菌があらたに手に付着し逆効果と発表されています。

また、トイレの空気中にも、多少なり細菌が浮遊しているので、その空気を吸い込んで手を乾かすのは、衛星的には、良くないのです。

公共のトイレに、ハンドドライヤーはあっても、
衛星面に気を使う、飲食店の厨房などはハンドペーパー、さらに衛星面を考慮し、手袋をして調理している所は近年は多いです。

当然、医療機関病院ハンドペーパーとなっています。

例えば、インフルエンザが流行している時期だったら、飛沫感染の可能性だってあるでしょうし、ウイルスによる集団感染なんて起きたら、とんでもない事ですからね。

ハンドドライヤーからの細菌付着は、早々、人体に影響がある訳ではないでしょうし、

多くの人が使用する商業施設、公共のトイレなら、コスト、管理(清掃)も楽でしょうから、便利に手を乾かせるといった製品です。

ただ、あまりにも管理(清掃)を怠ると不衛生な汚いトイレになってしまい、使用する側も雑に扱い、洗った手を振って水を切り、壁や床が「びしょびしょ」になり、悪循環になってしまいます。

入った瞬間に汚くて、気分が良くないトイレってありますからね。

個人的にはハンドペーパーが好みですが、
エコ面を含めて、両方上手に使用し、
トイレを利用する側、管理する側も互いに清潔にしていきたいものですね。

 

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