自身にとって人生を左右する本に出合うのは、いくつになってもあることです。
当然、若いときの方が、どうしても感受性が高く、感性に振れやすいものですが、年齢を重ねてから出会った言葉は、色々なことを経験してきてから心に響いたものなので、より深く刻まれる気がします。
それは、別に啓発本であるとか、そういった人生を語る本だけではなく、たまたま読んだミステリーや娯楽の本であったり、子供のために読んでいた、絵本で感銘を受けることもあるものです。
だからいまさらと思わず、さまざまなものに接していけば、いくつになってからでも人生を変える言葉に出会うことはあるのだと思います。
もっと早い時期に、この本を読みたかったと思うことや、考え方がガラリと変わる場合もあるでしょう。
けど、読まなかったよりも、読んだほうが、必ずに自身の糧になるはずです。
最近は、電子辞書でも手軽に読めるようになり、本の収納を気にする必要もなく、年齢を重ねて小さな文字が見えにくくなっていても、拡大機能などを使うことで、そういう部部をあまり気にする必要もなくなりました。
だからこそ、今まで読んだことのない分野の本を積極的に読めるようになり、そこで、新たな世界が広がり、知識を得ることにより、大きく人生が変わることがあるかもしれません。
学びがあれば、いつまでも好奇心を持つことができ、色々な知識を得て、元気に生活できるでしょうし、美しいものを見つけられる機会も増えるのではないかと思っています。