他人はそんなにあなたを見ていない

病とはまた違いますが、人間には特別な状態に陥ってしまうことで、身動きがとれなくなってしまうようなことがあります。

例えば、自意過剰というものがあります。これは、自分が言ったりやったりすることに対しての他人の反応というのが、やたらと気になってしまうという状態です。

友達・知人の反応や会社の同僚の反応もありますが、インターネットの普及で、誰もが簡単に自分の情報を発信できるようになり、そういった部分においても、この自意過剰は影響を及ぼします。

周りからの反応を良い形で捉えていくことができる人であれば問題ないものですが、それができない場合は考え過ぎて行動できなくなることがあるものです。

そういった時には、一旦気持ちを整理することが大切です。ポイントとなるのは、他人はそんなにあなたを見ていないということです。

色々な人に自分の存在を知られるようになると、たくさんの人が自分のことに注目しているような感覚になることもあるでしょうが、芸能人や芸術家など、多くの人の関心を引くような人物ではなく、大して影響力のない人であれば、他人が深く興味を示すということはないものです。

何か魅力的な話題を提供して一時的に盛り上がることはあるかもしれませんが、アイドルやミュージシャンのような継続的な盛り上がりというのはあまり考えられないものです。

ですから、積極的に大勢の人の前に出ていって、あちこちで自分の存在をアピールするような人でないのなら、周りの目をあまり気にする必要はないですよ。

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